Yamamoto Software / 開発メモ

このページでは開発にまつわるあれこれを取り留め無く記述して行きます。
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2004年 06月 05日
ソフトウェア開発に終わりはあるか?
 前回シンプルに成らないと悩みと打ち明けた所色々なご意見を頂く事が出来ました。大変参考に成っております。皆様有り難う御座いました。オンラインソフトの本質はこのようなユーザーと開発者の共同作業と云う面にあると思いますので、この点を最大限に活かして行きたいです。という事で今後とも宜しくお願い致します。

 さて現在作業中の次期バージョンアップ版ですが、当初は機能を継ぎ足す事ばかりを考えていました。今は少し方針を変えて既存の機能を見直す事で目的を達成しようとしています。それは主に雛形に関してですが、今まで雛形は葉書の種類を定義する物という捉え方しかしていませんでした。そうではなく、ユーザーの望む印刷結果を定義する物と捉え直してみました。そうする事により、オプションを選択すると云う使い方から定義してある雛形を適用すると云う使い方に変化します。これにより可成り使い勝手が向上するのではと考えています。実際に使ってみないと何とも云えないですが期待出来ます。この方針変更もユーザー様からのフィードバックに基づいています。感謝!

 雛形強化の為の改造は可成りの量に及んでいまして、書き直しに成るクラス(*1)も結構あります。既に完成していると考えていたクラスが捉え方を変えただけでほとんど別物に成って行くのは悲しい様な嬉しい様な不思議な気持ちですが、プログラムの質は上がって行くでしょう。こうして生まれ変わったクラスもまた将来破壊され再構築されて行くのかも知れません。最近こんな言葉を思い出しました。
 「プログラムに完成は無い。ただコーディングを止めるだけだ」
これは高名なLispハッカーのPaul Graham氏の言葉だったと記憶していますがはっきりとは覚えていません。確かにプログラムには完成は無いのかもしれません。思えば業務で作成したプログラムは予算、納期、お客様との関係などでコーディングを止める時期を決めていただけの様な気がします。そこには一抹の虚しさが漂っている様な。

 幸いな事にオンラインソフトにはコーディングを止める理由は特にありません。これは開発する側と利用する側の双方にとって幸せな事だと考えています。永遠の開発が今まさに始まりました。皆様お付き合いの程宜しくお願い致します。
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*1: クラスとはプログラムを構成する部品であり機能と情報をパッケージ化した物です。(下手な解説by山本良樹)
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