Yamamoto Software / 開発メモ

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2004年 07月 30日
ことえりの切り替え
 葉書ABv1.2をリリースしたのもつかの間、早くもバグ対応バージョンをリリースしました。今回は私の単純なミスが原因でして、以後気を付けたいと思います。このバグを踏まれた方にはお詫び申し上げます。また、何か問題を感じた方は是非お知らせください。宜しくお願いします。

 実は今回のバグの原因は、元々葉書ABには英語リソースを付けていないのですが今回は中途半端な英語リソースが添付されていた、と云う事です。何故英語リソースを付けていないかと云いますと、日本語テキストを英訳するのが辛いからです。英語のテキストは良く読むのですが、それは電子辞書のおかげでして、私の場合英辞郎ビューア(*1)を片手に何とか読んでます。しかし英訳となるとこれはお手上げ状態ですので今後も英語リソースを付ける事は無いでしょう。最も葉書ABは日本語を扱うソフトなので英語リソースを付ける意味はあまり無いでしょうけど。

 さて、本日はことえりの事で気になっている点を1つ。これはあまり知られていない事の様ですが、ことえりにはアプリケーション毎に入力モードを憶えておく機能が有ります。「システム環境設定」>「言語環境」の入力メニューにオプションと云うボタンがありますが、その中に「キーボードとテキストを一致させる」と云うチェックがあってこれをOnにしておくとアプリケーション毎にモードを憶える様です。この「キーボードとテキストを一致」と云う説明は全く意味不明ですが結果的にはアプリケーション単位でことえりの入力モードを保存してくれる様なのです。これは大変に便利な機能で、例えばエディタで文章を書いている時にターミナルでUnixコマンドを実行したく成った時とか通常ですとモードの切り替えが必要に成りますがこれを自動でやってくれます。

 しかし、この機能をAppleは何故かアピールしません。もしかしてAppleとしては意図しない使い方なのかも知れません。実はこの便利な機能には1つバグが有ります。それはDock Menuをオープンすると何故か入力モードが勝手に切り替わってしまうのです。その状態で一旦他のアプリケーションをアクティブにして、再度元のアプリケーションをアクティブにすると元のモードに戻ります。この点が少し不便なので以前Tell USしたのですが未だに修正された様子は有りません。何か勿体無い感じです。

 来年はTigerの年となります。結構派手な機能満載で話題になるでしょう。それはそれで良いのですが、このことえりの件も何とかして欲しいものです。この様な地味な機能改善の積み重ねがヘビーユーザーにとっては一番利益になるのですが、Appleとしてはそうも云っていられないのでしょうか。ことえりの入力モード切り替えの煩雑さに嫌気が差したら是非この機能を使ってみて下さい。そして便利だと感じたら是非Tell USしましょう。そうする事がMac OS Xを少しずつ良くして行く事に成ると思います。
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*1: http://numata.aquasky.jp/software/eview/
 大変便利なフリーウェアです。ただし利用するには英辞郎辞書ファイルを入手する必要が有ります。これは有料。
2004年 07月 27日
iPodでAppleは変わったか
 先日本屋で月刊ASCIIを立ち読みしていたら、なんと最後の方のソフトウェアレビューに葉書ABが取り上げられていました。結構好意的なレビューでしたので嬉しく成ってしまい普段は買わないこの雑誌を買ってしまいました。最もこの雑誌にはMacの記事はほとんど載らないので読む所が余り無いのですが。

 話は変わりますが、新聞、雑誌などではiPodが大変な人気だそうで品薄のため中々手に入らないとか。私の住んでる所は田舎(*1)の為か、あまりiPod人気を実感する様な光景を見た事は無いですが。Appleの製品が人気を得る事に関してはMac OS Xを愛用する身からすれば大変結構な事ですが、私自身はハードウェアとしてのiPodには特に興味は有りません。しかし、ソフトウェアとしてのiPod & iTunes & Music Storeは極めて興味深いし、パソコンの魅力を良く引き出していると思います。正にiPodの成功はソフトウェアの成功と云えるでしょう。Appleの面目躍如と云った所です。

 iPodの成功でAppleの方針は変わってしまった様です。新しい方針は、Macプラットホームにこだわる事よりもWindowsプラットホームを利用する事でユーザーを獲得して行くと云うものです。これからもソフトとハード両面でWindowsをサポートして行く事でしょう。iTunes, iPod, AirMac Expressと来て次はiPhotoあたりでは。iPodにカラー液晶を載せればiPhotoを外に持ち出せます。音楽にそれ程興味の無い層、私なんかそうです、にも受けそうですね。もしかしたらiLife全体をWindowsに移植してしまうかも。果たしてこの方針の転換はAppleの将来にとってどうなのでしょうか?短期的には業績を伸ばすでしょうが長期的にはMacプラットホームの衰退に向かうかも知れません。

 それでも私はAppleのこの方針転換は正しい事だと考えます。今は昔程プラットホームの優位性をアピールする時代では無いですし、少々問題が有ってもほとんどのユーザーはWindowsを使い続けて行きます。いくらMac OS Xが進化してもユーザーが飛び抜けて増えると云う事は考えにくいですね。やはりWindowsは対抗すべき存在ではなく利用すべき物なのでしょう。その結果Macプラットホームが繁栄する事もあり得ると思いますし、そう成って欲しいですね。

 CNET Japanの梅田望夫氏のブログ(*2)にiPodが取り上げられていて、最後にiPodの活字版が欲しいと結んでいます。これには私も同感で、かさ張る本をハードディスクに圧縮して保存でき何時でも検索して取り出せたら。そんなiPodが出たら即買いたいです。別にAppleがやらなくてもソニーとかでも良いのですが、その時は是非ともMacプラットホームもサポートして下さい。ソニー殿、宜しくお願い致します。
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*1: 実は福山市ですが、一応新幹線も止まるので田舎では無いという意見も有ります。
*2: http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001421.html
2004年 07月 25日
PantherからTigerへ
 やっとこさ葉書ABもv1.2にアップデートしてMac OS X 10.2対応を果たしました。テストの為に久しぶりに10.2を使いましたが、さすがにPantherに慣れた身には辛い物があります。Pantherはやはり速いですね。今回のアップデートは今までの不備な点を修正すると云う意味合いが大きかったのですが、次のv1.3は結構意欲的なバージョンアップに成ると考えています。これから基本的な設計を行うのでまだまだどうなるかは判りませんが私も楽しみにしています。

 そして遂にTigerが発表されましたが私の気にしている部分はまだ明らかに成っていません。そんな中でも気になったのがDashboardです。別に気に入ったという訳では有りませんでどちらかというと困ったもんだ、という感想です。なぜならアプリケーションとしての見せ方がまた増えたと云う点で困り者なのです。AquaからSteel、そしてDashboardとどんどんアプリケーションの外観と使い勝手のバリエーションが増えてしまいます。私はこの点が嫌いなのですね。できればAquaだけを追求して行って欲しいのですが、それは叶わない願いなのでしょう。

 最もDashboardの全てが嫌いという訳では無いのです。非常に良い点があります。それはDockの不備を補完する可能性を秘めている点です。現在のDockは小さなアプリケーションをたくさん使うのには適していません。単機能の小さなアプリケーションは私のお気に入りなのですが、Dockはすぐに一杯に成るので実用的で無くなるのです。そんな小さなアプリケーションをDockとは別の枠組みで管理出来ればかなり助かります。が、それはDockの機能を何とかすべき問題なので方向性が違う気がしてます。どうもDashboardはExposeのデモの様な感じですね。

 この様にDashboardにはあまり期待していない私ですが、Dashboardの内部構造については非常に興味深い物があります。ご存知の様にDashboardはHTML+CSS+JavaScriptで作成されるとの事です。という事はWebアプリケーションと同じだと云う事ですね。そうなるとDashboard Widgetはローカルのマシンにインストールする必要はあまり無いのではないでしょうか?Webアプリケーションの様にサーバー経由で利用する事も技術的には簡単なのでは、と類推しております。Appleがこの線を狙っているとしたら面白いです。将来多くのデスクトップアプリケーションはサーバー側に移行すると云われて久しいですが我々は相変わらずアプリケーションをダウンロードしてはローカルディスクにインストールしています。アプリケーションをサーバーから直接利用する、しかもオンライン、オフラインどちらでも。そんなソリューションをAppleなら提示してくれそうな気もします。そしてそれはパソコン業界の新たなトレンドを作って行くのではないでしょうか?

 妙な妄想はこれ位にして、現実的に考えると果たしてTigerは速いのか遅いのか。Cube G4 450MHzの私としてはこの点が重要です。これに対する確たる回答は有りませんがPantherより遅くは無いのでは、と云うのが私の予想です。今まではバージョンアップの度に速く成りユーザーを喜ばせて来ましたが今度はどうでしょうか。来年の春には明らかになるでしょうけど、今から楽しみです。
2004年 07月 10日
かもめ〜るは何処へ
 葉書ABのバージョンアップ版に暑中見舞い用のレイアウトを追加してみました。これは私自身が暑中見舞いの葉書を出そうと思っていた為ですが、雛形の名前はもちろん「かもめ〜る」です。ところが今年から郵便局ではかもめ〜るとは言わなく成っている様なのです。なぜ?

 そこで少しググって見るとやはり「かもめ〜る』の愛称は使わなく成っている様です。理由はあまり定着していない為の様ですが、そうなんですかね?私は結構気に入ってるのですが。というか、かなり定着してる様な気もします。それではその他の葉書の愛称はどうなのかと思い「ゆうびんホームページ」(*1)を見てみると、あまり愛称という物は使って無い様ですね。唯一「エコーはがき」というのが愛称と言えるのかなと思ったのですが、この名称自体聞いた事が有りませんでした。こちらは本当に定着しているのでしょうか?かもめ〜るの方がどう見てもメジャーでしょう。

 ココログに切手太郎という人のブログ(*2)がありますが、それによるとカモメは日本では冬鳥で冬の季語にも有るというのです。そうなのか、カモメは冬なのか、と感心してしまいました。確かに夏に冬の鳥はどうかとは思いますが、しかし暑い夏だからこそ冬のイメージで涼を取るのも風流という物では無いのかしら?皆さんはどう思います。

 元来私は漢字を使わずにあえて仮名を多用する昨今の風潮には不愉快な物を感じていたのですが、「かもめ〜る」については例外的に好きでした。それが廃止に成ったのは残念ですが致し方有りません。今後は「かもめ〜る』って何それ、という若い人が出て来る事でしょう。そうなると葉書ABの雛形はちょっと問題かなと。やはり暑中見舞いとかに名前を変更すべきでしょうか?そんな事を思い悩みながら今日も開発は続きます。

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*1: http://www.post.japanpost.jp/
*2: http://kitte.cocolog-nifty.com/kitte/
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